|
"from Koehler's Medicinal-Plants, Franz Eugen Koehler, 1887 " |
|
名称 | サンダルウッド(白檀) |
英語名 | Sandalwood |
学名 | Santalum album |
採油部分 | 木 |
抽出方法 | 水蒸気蒸留 |
科 | ビャクダン科(Santalaceae) |
別名 | White sandalwood; Yellow sandalwood; East indian sandalwood; Sandalwood mysore; Sanders-wood; Santal |
主産国 | インド |
香りの系統 |  樹木系    お香のようなウッディで暖かい香り |
香りのノート | ベース |
特徴 | 日本では白檀(びゃくだん)の名前で親しまれている濃厚でウッディな暖かい香りのするオイルです。サンダルウッドは、少なくとも4000年前から現在に至るまで、香料として常に使われていた歴史のある木で、気持ちを鎮静化させ心のバランスをとることから、特に瞑想用のお香として良く使われています。 常に追い立てられている気分でストレスを感じているとき、この香りをかぐと、気分が落ち着き、心の底からゆったりと満足感が湧いてきます。 オリエンタルでまったりと濃い香りなので、香りの定着剤としても優れており、香水に良く使われているオイルです。スキンケアにも非常に適したオイルで、オイリー肌から乾燥肌まであらゆる肌質に使うことができ、老化肌のケア、ひびわれ等の肌トラブル、妊娠線などの瘢痕を薄くしたり、日焼けなニキビのケア、髭剃り後のケアなど、あらゆる場面で活用できます。 咳、喉の痛み、気管支炎、喉頭炎のほか、腰痛、心循環器疾患にも効果があるとされています。
オイル効能別一覧より逆引き  − 大まかな精油効能の傾向の参考になさってください ※リストアップの精度により、精油によって項目量に差があります。項目が少ないからといって効能が少ないと限らないことをご了承ください
憂鬱な気分   鬱   ストレスや神経の緊張を和らげる   不眠症    オイリー肌   乾燥、敏感肌   シワ、老化肌   にきび   瘢痕・妊娠線   日焼けした肌    発疹・じんましん   フケ   ひび・あかぎれ    セリュライト・水ぶとり    下痢   むかつき・吐き気    風邪・インフルエンザ   気管支炎   カタル   慢性咳   喉頭炎・喉枯れ   喉の痛み    更年期障害    乗り物酔い    | 注意事項 | 特になし | 相性のよいオイル | ローズ、クローブ、ラベンダー、ブラックペッパー、フランキンセンス、ガルバナム、パルマローザ、ベルガモット、ローズウッド、ゼラニウム、サイプレス、フェンネル、ベンゾイン、ベティバー、パチュリ、ミルラ、ジャスミン、クラリセージ、コリアンダー、ペルー・バルサム、ペパーミント、スペアミントなど、基本的にはどの精油とも良く合います。 (順不同) | 店長コメント | 昔、インドではお寺を建てる際にサンダルウッドを使ったそうですが、サンダルウッドが非常に少なくなってきたために、最近、この木の伐採を政府が管理するようになり、建材として使われることはほとんどなくなったようです。現在は、サンダルウッドは精油を蒸留する目的だけに使われているそうですが、あまりにも量が少なくなってきたために、政府によって精油の輸出に制限がかかり、インド産のサンダルウッドの価格はここ数年で3倍近くに膨れ上がりました。 サンダルウッドが十分に育つまでには最低でも50年程度かかると言われており、残念ながら私が生きているうちは、インドのサンダルウッドを気軽に楽しめるようにはならないようです。最近はインド産に代わって、市場にはオーストラリア産のサンダルウッドが多く出回るようになってきました。 |
|
|